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はじめに
3月15日をもって、令和4年度の確定申告期限が終了致しました。その日をもって、われわれ会計事務所の人間は一旦ほっとするのですが、それもつかの間、つぎは3月決算が控えています。3月15日は国にとっては税収が入ってくる最高(315)の日ですが、納税者にとっては、…な日では、ないでしょうか!
また、3月13日からマスク着用の考え方の見直しが行われ、マスク着用については個人の判断に委ねるという基本方針が出されましたが、地下鉄やバスの乗客のほぼ9割以上がマスクを着用している状況となっております。コロナでマスク、花粉症でもマスク、といったところでしょうか。
では、3月のC-BOX通信をお届け致します。
今月のコラム
ニュースの在り方について
私は家でほとんどテレビを観ることがなく、週末に一週間の出来事をハイライトしてくれる報道番組を観る程度です。ニュース(NEWS)という限りにおいて、新しい出来事を伝える役割を新聞やテレビをはじめとした報道機関(マスコミ)は担っているわけですが、どのマスコミも悲惨な出来事を繰り返し報道していることにほとほと嫌気がさすことが多々あります。
そして、報道の中には紛争・戦争や災害等悲惨な出来事が起こるたびに、被災者や被害者の気持ちを汲み取ることなく、インタビューを試みて、その悲惨さを伝えようとするものがありますが、その姿勢は、それを観る者にとって不快感を与えるものもあります。
一方で、そのような出来事をニュース等で繰り返し観る人間の心理の奥底には、同情はしつつも、まだ、私は「ましかも!」という気持ちや、中には「人の不幸は蜜の味」という感情がどこかに潜んでいるのかもしれません。
ニュースの報道内容を観る限り、そのほとんどは、悲惨な出来事であり、明るい話題はあまりないような気がします。
随分前に聞いた話なのですが、アメリカのある社会学者が、明るい話題ばかりの報道番組を流し続ければ、犯罪等も減少し、世の中はもっと良くなると言っていたのを思い出し、ニュース(報道)の在り方を見直す必要があるのではないかと考えます。
楽しいときはすぐに過ぎ去る
2月のコラムで「時間の価値」について触れてみましたが、その追記として、辛いこと、つまらないこと、どうしてもしなくてはいけないことをしている時間は長く感じるのに、楽しいことをしている時間はあっという間に過ぎ去ってしまうのはなぜだろうと考えてみました。
皆さん、子供の頃、外で友達と遊んでいて、あっという間に日が暮れてしまった経験はありませんか?また、素敵な人と食事をしている時や、気の置けない仲間とわいわいがやがやとやっている時に、時間を忘れてしまっていることはありませんか?だからそのような時間は「ひと時」というのかもしれません。
そんな事を考えていたら、矢沢永吉の「時間よ、止まれ」が頭の中で流れてきて、楽しい時だけ時間が止まってくれたらと思ってしまいました。
自分が辛い時、大変な時、「降り止まぬ雨はない!」「辛いことはずっとは続かない」と自分に言い聞かせますが、その反面として「楽しいときもずっと続くわけではない!」ということも自覚する必要があるのでしょうね。
だから、「人生万事、塞翁が馬」「禍福は糾える縄のごとし」ということわざがあるのですね!